アプリケーション・サービス・プロバイダ

ASPとはインターネット等を通じて、主にビジネス用のソフトを顧客にレンタルする事業者、もしくはそういったビジネスモデルのことです。顧客はWebブラウザなどを通じて、ASPの保有するサーバにインストールされたソフトを利用する仕組みになっています。

企業などで使うビジネス用のソフトは、個々に開発するには莫大な費用が掛かりますが、歯科医なら歯科医用、小売業なら小売業用と、同じ業種なら、ほぼ同じようなシステムを利用することが可能です。

そこで、業種ごとに特化した汎用的な業務用のソフトを、それぞれの企業ごとのサーバやパソコンにインストールしてレンタルするという形のサービスが誕生しました。顧客にとっては、開発費を節約できたり、安定したシステムを利用できたりする利点があります。 これが、インターネットの普及とともにASPサービスとして発展しました。顧客は常に最新のソフトを利用できるようになり、しかも個別にサーバを運用したり、アプリケーションのアップグレードに対応したりといった煩雑な管理業務が不要になりました。

同じソフトを多数の端末で利用することの多い企業や官公庁などでは、管理コストの低減やトラブルリスクの排除といったメリットが評価され、ASPによるソフトウェア利用が盛んになっています。

またASPは、現在では企業内だけではなく、企業が個人向けに提供するサービスの一部としても用いられています。例えば、地図の検索表示システムを持っている会社が、そのシステムを不動産情報サイトや飲食店の情報サイトの運営会社にASPの形でレンタルします。一般の利用者はこれらのサイトを利用する際に、地図情報も合わせて利用できるというわけです。