ブログアーカイブ

暗騒音 (あんそうおん)

2014.07.28

特定の音を対象とする場合に、対象とする騒音がないときの場所における騒音を、対象の音に対して、暗騒音という。

アメニティ

2014.07.28

「心地よさ」を表すラテン語に由来する。豊かなみどり、さわやかな空気、静けさ、清らかな水辺、美しい町並み、歴史的な雰囲気など、身の回りのトータルな環境の快適さのこと。

油汚染 (あぶらおせん)

2014.07.28

油類による水域、特に海域の汚染。大規模のものはタンカーの事故や海底油田や石油備蓄基地の事故による大量の流出があり、小規模には船舶からの廃油の流失等がある。海域自然環境や生態系への影響が大きい。

環境アセスメント

2014.07.28

査定とか評価と訳されるが、本来は課税のために財産や収入などを査定することを示していた。それが一般的な用法として評価とも訳されるが、課税のような社会的な行為のための第三者による評価をさしている。
環境アセスメントにおいてもこの意味で使われているが、事前評価という意味。
アセスメントがつく言葉は、他にリスクアセスメントやライフサイクルアセスメント、テクノロジーアセスメントなどがある。

悪臭防止法 (あくしゅうぼうしほう)

2014.07.28

事業活動に伴って発生する特定悪臭物質(22物質を指定)の排出を規制する法律。昭和46年6月法律第91号。悪臭防止法では、都道府県知事が地域を指定して排出の規制を行う。

悪臭物質 (あくしゅうぶっしつ)

2014.07.28

悪臭は典型7公害のうちで最も複雑なものともいわれる感覚公害である。したがって悪臭物質の種類も人によってまちまちで一定の基準を決めるのは容易でない。特有のにおいを持つ化学物質は40万にも達するといわれるが、化学的にみると窒素と硫黄の化合物と高級脂肪酸が多い。悪臭防止法では「不快なにおいの原因となり、生活環境を損なうおそれのある物質」として22種類の化学物質を特定悪臭物質として規制している。

悪臭規制地域 (あくしゅうきせいちいき)

2014.07.28

悪臭防止法においては、悪臭物質の排出規制の対象となる地域を都道府県知事が指定するという指定地域制度をとっている。指定地域とは、公害問題として公法上・行政上の規制を行うことにより公益的な見地から解決する必要があると認められる地域である。

悪臭規制基準 (あくしゅうきせいきじゅん)

2014.07.28

悪臭は対象地域を都道府県知事が指定して排出の規制を行う。地域住民の生活環境を保全するため、地域の自然的・社会的条件などを考慮し、1)事業場の敷地境界の地表における悪臭物質濃度、2)煙突その他の気体排出口における悪臭物質濃度、3)事業場の敷地境界における排出水に含まれる悪臭物質濃度の3種類の規制基準を定めることとされている。  規制地域内の事業場から排出される悪臭物質が規制基準に適合せず、その排出によって住民の生活環境が損なわれていると認められる場合、都道府県知事は改善勧告、さらには改善命令を発動することができ、改善命令に違反した場合には処罰が課せられる。

悪臭 (あくしゅう)

2014.07.28

不快なにおいの総称。典型7公害の一つ。統計によると、悪臭は公害苦情件数が常に騒音に次いで多い生活公害である。

赤潮 (あかしお)

2014.07.28

海域や汽水域における富栄養化現象の一つで、水中の微少な生物(主に植物プランクトン)の異常増殖により、水の色が変化する現象。色は赤色、赤褐色だけでなく増殖したプランクトンの種類によっては緑色などを呈する。主に夏季に多発し、魚介類のえらをつまらせたり、酸素欠乏状態にさせるなどの悪影響を及ぼす場合がある。

青潮 (あおしお)

2014.07.28

富栄養化の著しい海域で底層の低酸素水塊が表面に上昇した状態。水にイオウ粒子やイオウ化合物が含まれているため、水面が青白く見える現象をいう。この現象は夏季の成層期に底層で低酸素状態の水塊が形成されているとき、風等の影響で表層の水が沖合に移動し、低酸素水塊が上昇することによって発生し、魚介類の大量へい死をまねくことがある。

アオコ

2014.07.28

富栄養化した湖沼や池で、初夏から盛夏にかけて藍藻類(ミクロキスティスなど)が異常増殖して、水の表面が緑色の粉をふいたようになる現象。増殖と集積が著しい場合は、緑色のペンキを流したような厚い層が水面上に形成される。アオコが発生すると、景観を損ない、腐敗による悪臭の発生、酸欠による魚のへい死、浄水過程のろ過障害、かび臭などの異臭味の発生や浄水処理で使用する塩素と反応して生成されるトリハロメタンの前駆物質がつくられることなどの問題を引き起こす。なお、藍藻類のなかには、有毒性の種が存在することが知られている。海にみられる赤潮と類似の現象とみられる。

アイドリング

2014.07.28

自動車が変速機ギア-を中立位置で、エンジンを低速回転している状態。交通量の多い市街地では、アイドリング時間は全走行時の30-40%を占めている。したがってアイドリング時に排出される汚染物質は沿道、交差点周辺の局地的な汚染のみならず、環境大気汚染への影響も軽視できない。日本では使用過程車に対してもアイドリング時に一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)の排出濃度規制を行っている。

クラウドコンピューティング

2012.12.17

従来は手元のコンピュータで管理・利用していたソフトウエアやデータなどを、インターネット上にある複数のサーバをサービスの形態に応じて利用する方式。システム構成図では、ネットワークを雲=(Cloud:クラウド)のマークで表す場合が多いことからこう呼ばれる。

ISO14001

2012.12.17

国際標準化機構(ISO)が1996年9月に制定した環境管理システム (EMS)の国際規格。ISO14001は環境に配慮し、環境負荷を継続的に減らすシステムを構築した組織に認証を与えるというマネージメントシステム規格である。組織の長が環境対策の方針を出し、実現のための計画を立案、実施・運用した上で、第三者機関による定期的な点検が義務付けられている。日本では当初、欧州企業が認証取得を取引条件とするケースがあったことから、輸出産業である電機、機械業界で取得が進んだ。その後、商社、建設、流通、地方自治体などにも認証取得が広がっている。

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