会計システム連携機能
1. 概要
浄化槽維持管理の効率を高めるために設計されたシステムであり、会計システムと連動することで、業務全体の効率化と正確性の向上を図ります。特に、会計システムとの連携により、売上情報や入金情報を自動的に取り込み、手動でのデータ入力を排除します。
2. 特徴
① 自動化されたデータ取り込み
EP3から売上情報や入金情報を自動的にCSVファイルとして出力し、会計システムに取り込むことで、手動入力を排除し、労力を削減します。
② エラー削減
手動入力によるミスを減らし、データの正確性が向上します。これにより、会計処理の効率が高まり、修正作業の時間も削減されます。
③ リアルタイムの状況把握
定期的なCSV連携により、会計システム上で最新の状況をタイムリーに確認できます。これにより、経営判断や資金管理が迅速かつ正確に行えます。
④ データの一元管理
EP3のデータベースからSQL機能を使って必要な情報を会計システムに連携でき、浄化槽維持管理業務と会計業務の統合が図れます。
⑤ 柔軟なデータ活用
EP3から抽出したデータをCSV形式で出力し、他の分析ツールなどでも活用できるため、多角的な業務分析や意思決定が可能です。
⑥ 大量データの一括処理
CSVファイルを使用して、大量のデータを一度に更新できます。これにより、月次や年次の会計処理などの大規模な作業も効率的に行えます。
⑦ 互換性の向上
直接的なAPI連携が難しい場合でも、CSVファイルを介してデータ共有が可能で、異なるシステム間でのデータ連携が実現します。
⑧ コスト削減
既存のソフトウェア(Excelやテキストエディタなど)を使用するため、追加コストをかけずに連携を実現できます。
3. EP3の会計システム連動機能でできること
① 売上結果の作成と送信
会計システムに売上データを作成し、一括で送信することで売上管理を効率化することができます。
② 入金結果の作成と送信
会計システム向けに入金データを作成し、一括で送信することで入金管理を効率化することができます。
③ データ抽出と変換
SQLを使って必要なデータを抽出し、CSV形式で出力することで、会計システムに適した形式に変換可能。
④ 定期的なデータ連携
日次、週次など定期的にデータを連携し、最新の情報を保持。
これらの機能により、EP3と会計システムの連携が実現し、業務の効率化と正確性の向上が期待できます