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口座振替機能

2024.08.09

EP3の口座振替機能は、企業のエンドユーザーから定期的・継続的に代金を回収するためのサービスです。このサービスは、金融機関のアプリと連携し、請求処理から入金処理までを自動化します。以下は、この機能の詳細と業務フローです。

機能概要

銀行情報の登録

ユーザーの銀行情報を請求先マスターに登録します。
例:口座名義人、銀行名、支店名、口座番号など。

請求データの作成

振替手続きに必要な請求データをEP3システムで作成します。 データは引落日条件や銀行条件で一括作成できます。

請求データの送信

作成した請求データを金融機関やファイナンス会社のシステムに送信します。

振替結果データの受信

金融機関からの振替結果データを受信し、システムに取り込みます。

自動入金処理

振替結果データを元に、入金処理を自動化します。
振替結果の不備があれば、自動入金処理は行われません。

業務フロー

①準備(設定)

顧客情報と銀行情報を請求先マスターに登録します。

②口座振替データ作成

一括作成機能を利用して、引落日や銀行条件で請求データを作成します。

③口座振替データ送信

作成した請求データをクラウドサーバーにアップロードし、金融機関のシステムに送信します。

④口座振替データ受信

金融機関から振替結果データを受信し、クラウドサーバーにセットします。

⑤自動入金処理

振替結果データを元に、システムが自動的に入金処理を行います。

⑥付属帳票

・口座振替予定一覧表
口座振替情報と売掛残高情報から振込予定を確認し、必要に応じてキャンセルや変更が可能。

・口座振替結果一覧表
振替結果を一覧表示し、支払い処理の有無やキャンセルの状況を管理。

通知書(口座振替)

引落処理の顧客に対し、請求情報の詳細を通知。

EP3plusの決済機能

2024.08.09

浄化槽維持管理システム「EP3plus」には以下の決済に関する機能があります。

1.インボイス制度対応

EP3plusの請求書、領収書は2023年10月より導入された適格請求書等保存方式のインボイス制度に対応しています。

適格請求書に必要な項目(登録番号、税率ごとの税額など)を自動的に追加し、正確なインボイスを作成します。 作成されたインボイスは、電子データとして保存・管理が可能でペーパーレス化を推進し、検索や管理が容易となります。

請求書

領収書

2.電子決済処理

EP3plusは店舗提示型の電子決済が利用可能です。
事務所側もしくは現場担当者がQRコードを提示し、お客様がそれをスマートフォンでスキャンして支払いを行う形式のQR決済です。 現在対応可能なQR決済サービスは「PayPay」のみです。

利用の流れ

➀QRコードの表示

事務所の決済用タブレットもしくは担当者の携帯タブレットにQRコードが表示します。

QRコードのスキャン

お客様は、自分のスマートフォンでQRコード決済用のアプリ(PayPay)を開き、レジや担当者タブレットに表示されているQRコードをスキャンします。

支払い金額の入力

お客様は、スキャン後、支払う金額をアプリに入力します。一部のシステムでは、QRコードに金額が既に設定されている場合もありますが、通常はお客様が金額を手動で入力します。

決済の確認・承認

お客様が金額を確認して「支払う」ボタンを押すと、決済が完了します。アプリが決済の成功を確認する画面を表示します。

EP3plusの入金処理

お客様の支払いを確認後、システム側の入金処理で決済方法「QR払い」を選択し、金額を入力し領収書は発行します。

EP3plusの入金画面

3.売上管理との連携

EP3は、業務全体の効率化を支援する統合システムです。
決済機能と売上管理とのシームレスな連携を行っています。
決済が行われた瞬間にその売上データが自動的にシステムに反映されます。 これにより、売上明細の残高情報がリアルタイムで更新され、手動でのデータ連携や集計作業が不要になります。

4.レポート作成

取引に使用された決済方法ごとに、入金データを自動で集計・分析し、集計表として出力する機能を提供しています。

5.POSレジ機能

EP3plusは、単なる業務管理システムを超え、事務所の窓口業務をサポートする「POSレジ機能」を備えています。
EP3の売上入金業務メニューから、タブレットを利用して売上・入金画面を直接操作できるため、専用のPOSレジを設置する必要がありません。

EP3のPOSレジ機能の特長

①タブレットで簡単操作

EP3の売上・入金画面はタブレットに最適化されており、直感的な操作が可能です。タブレットを窓口に設置することで、顧客対応をスムーズに行えます。

②プリンター接続で迅速な帳票発行

EP3に接続されたプリンターから、請求書や納品書、領収書をその場で発行可能です。顧客対応のスピードが上がり、満足度も向上します。

③コスト削減と業務効率化

POSレジ専用のハードウェアを導入する必要がなく、タブレットとEP3の連携だけでレジ業務を行えます。これにより、設備コストを削減し、業務の効率化を実現します。

EP3は、売上・入金管理だけでなく、窓口業務を支援する強力なツールとして活躍します。現場の業務効率をさらに高めたいとお考えの企業様に、ぜひEP3のPOSレジ機能をご活用いただきたいです。

記録票のカスタマイズ機能

2024.08.07

標準型

浄化槽維持管理システム「EP3」で使用される記録票は、環境省と公益財団法人「日本環境整備教育センター」が平成16年に提言した小型合併処理浄化槽の点検記録票(標準型)に準拠しています。 浄化槽維持管理システム「EP3」ではこの標準型がセットされ全国どこでも同じ様式の記録票が利用できるようになっています。

だたし都道府県ごとに浄化槽維持管理記録票が制定されている地域や、メーカー指定の記録用紙に記載するように指示されている場合もあります。

「EP3」ではこの多様化された記録表に対応するよう「記録票カスタマイズモジュール」を用意し、このモジュールを介して標準以外の記録票も利用できる追加機能を開発しました。

点検記録票のカスタマイズ機能は導入先が多様化した記録票を活用したいというご要望に対応したものです。 現在は、日本環境整備教育センターの仕様に準拠した「標準型」の他に下記の様式モジュールを選択して出力することが可能です。

北海道版

小型合併浄化槽点検記録票、単独処理浄化槽点検記録票、大型浄化槽記録票、 浄化槽清掃記録票について北海道浄化槽協会の様式を採用

埼玉県版

小型合併浄化槽点検記録票、単独処理浄化槽点検記録票、浄化槽清掃記録票について埼玉県浄化槽協会の仕様を採用

岡山県版

岡山県浄化槽協会の仕様である要綱点検記録票を追加

福岡県みやま市版

小型合併浄化槽点検記録票、単独処理浄化槽点検記録票、浄化槽清掃記録票についてみやま市指定仕様を採用

浄化槽三次処理装置点検記録票(バイオクリーン社)

浄化槽の三次処理装置を開発しているバイオクリーン社仕様を採用

独自フォーマット

更には自社独自の帳票設計の活用を望む場合も出てきており「EP3」では「記録票カスタマイズ」モジュールで帳票の自由設計が可能となる機能も追加しました。

独自フォーマットを採用して出力した点検記録票

記録票カスタマイズモジュールの価格表

仕様内容価格
各都道府県仕様小型合併浄化槽記録票
単独処理浄化槽記録票
浄化槽清掃記録票
300,000円/1枚
市町村仕様小型合併浄化槽記録票
単独処理浄化槽記録票
浄化槽清掃記録票
400,000円/1枚
追加点検仕様法令点検以外で追加されたもの100,000円/1枚
追加装置点検浄化槽に追加された装置の点検100,000円/1枚
独自フォーマット作成モジュール導入先が自由にフォーマットを設計できる機能500,000円/一式

外部データ連携

2024.07.30

1.会計システム連携機能

1.概要

「EP3plus」は浄化槽維持管理の効率を高めるために設計されたシステムで、会計システムと連動することで、業務全体の効率化と正確性の向上を図ります。 会計システムとの連携により、売上情報や入金情報を自動的に取り込み、手動でのデータ入力を排除します。

2.特徴

➀ 自動化されたデータ取り込み

EP3plusから売上情報や入金情報を自動的にCSVファイルとして出力し、会計システムに取り込むことで、手動入力を排除し、労力を削減します。

② エラー削減

手動入力によるミスを減らし、データの正確性が向上します。これにより、会計処理の効率が高まり、修正作業の時間も削減されます。

➂ リアルタイムの状況把握

定期的なCSV連携により、会計システム上で最新の状況をタイムリーに確認できます。これにより、経営判断や資金管理が迅速かつ正確に行えます。

④ データの一元管理

EP3plusのデータベースからSQL機能を使って必要な情報を会計システムに連携でき、浄化槽維持管理業務と会計業務の統合が図れます。

⑤ 柔軟なデータ活用

EP3plusから抽出したデータをCSV形式で出力し、他の分析ツールなどでも活用できるため、多角的な業務分析や意思決定が可能です。

⑥ 大量データの一括処理

CSVファイルを使用して、大量のデータを一度に更新できます。これにより、月次や年次の会計処理などの大規模な作業も効率的に行えます。

⑦ 互換性の向上

直接的なAPI連携が難しい場合でも、CSVファイルを介してデータ共有が可能で、異なるシステム間でのデータ連携が実現します。

⑧ コスト削減

既存のソフトウェア(Excelやテキストエディタなど)を使用するため、追加コストをかけずに連携を実現できます。

3.EP3plusの会計システム連動機能でできること

➀ 売上結果の作成と送信

会計システムに売上データを作成し、一括で送信することで売上管理を効率化することができます。

② 入金結果の作成と送信

会計システム向けに入金データを作成し、一括で送信することで入金管理を効率化することができます。

➂ データ抽出と変換

SQLを使って必要なデータを抽出し、CSV形式で出力することで、会計システムに適した形式に変換可能。

④ 定期的なデータ連携

日次、週次など定期的にデータを連携し、最新の情報を保持。

これらの機能により、EP3plusと会計システムの連携が実現し、業務の効率化と正確性の向上が期待できます​

2.電子請求データ連携

【概要】

浄化槽維持管理システム「EP3plus」は、インフォマート社のBtoBプラットフォーム請求書と連携し、電子請求書システムへのデータ生成を行うことができます。
この連携により、請求書の作成、発行、送付、受領、管理といった一連のプロセスをオンラインで効率的に行うことができ、業務の効率化とコスト削減を実現します。

【できること】

➀ 電子請求書の作成と発行

Web上で簡単に請求書を作成し、発行することができます。 請求書のデジタルデータとしての送受信が可能です。

② デジタル管理・保管

電子請求書のデータをクラウド上で安全に管理・保管することができます。
過去の請求書の検索や管理が容易になります。

➂ 連携機能

他の会計システムとの連携により、請求書データの一元管理が可能です。 インボイス制度や電子帳簿保存法などの法令に対応しています。

④ 効率化とコスト削減

印刷や郵送のコストを削減し、ペーパーレス化を推進します。 人為的なミスの防止と業務効率の向上を図ります。

【機能】

クラウドベースのソリューション

クラウド上で請求書の管理が行えるため、いつでもどこでもアクセスが可能です。

法令対応

最新の法令に準拠した電子請求書システムであり、法的要件を満たしています。

柔軟なシステム対応

請求書発行や受領のみに特化したもの、両方に対応したものなど、企業のニーズに合わせたシステムの選択が可能です。

取引先との調整

取引先との請求書データの連携もスムーズに行うことができ、迅速な経営判断をサポートします。

【仕様】

【連携データ】

【出力サンプル】

 EP3plusからの請求データで出力された請求書サンプル

勘定系拡張機能

2024.07.30

1.口座振替機能

EP3plusの口座振替機能は、企業のエンドユーザーから定期的・継続的に代金を回収するためのサービスです。このサービスは、金融機関のアプリと連携し、請求処理から入金処理までを自動化します。以下は、この機能の詳細と業務フローです。

【機能概要】

銀行情報の登録

ユーザーの銀行情報を請求先マスターに登録します。
例:口座名義人、銀行名、支店名、口座番号など。

【請求データの作成】

振替手続きに必要な請求データをEP3plusシステムで作成します。 データは引落日条件や銀行条件で一括作成できます。

【請求データの送信】

作成した請求データを金融機関やファイナンス会社のシステムに送信します。

【振替結果データの受信】

金融機関からの振替結果データを受信し、システムに取り込みます。

【自動入金処理】

振替結果データを元に、入金処理を自動化します。 振替結果の不備があれば、自動入金処理は行われません。

【業務フロー】

➀ 準備(設定)

顧客情報と銀行情報を請求先マスターに登録します。

② 口座振替データ作成

一括作成機能を利用して、引落日や銀行条件で請求データを作成します。

➂ 口座振替データ送信

作成した請求データをクラウドサーバーにアップロードし、金融機関のシステムに送信します。

④ 口座振替データ受信

金融機関から振替結果データを受信し、クラウドサーバーにセットします。

⑤ 自動入金処理

振替結果データを元に、システムが自動的に入金処理を行います。

⑥ 付属帳票

口座振替予定一覧表:
口座振替情報と売掛残高情報から振込予定を確認し、必要に応じてキャンセルや変更が可能。

口座振替結果一覧表:
振替結果を一覧表示し、支払い処理の有無やキャンセルの状況を管理。

【通知書(口座振替)】

引落処理の顧客に対し、請求情報の詳細を通知。

2.請求書カスタマイズ

EP3plusでは、お客様の様々なご要望に応じて、以下のような多彩な請求書フォーマットのカスタマイズが可能です。 これにより、各企業のニーズに合わせた請求書を提供し、効率的かつ効果的な業務運営をサポートします。

【請求書カスタマイズのポイント】

1. 法的要件の遵守

インボイス制度に対応するため、適格請求書発行事業者の登録番号や税率ごとに区分した消費税額などの必須項目を含める必要があります。

2. 取引内容の明確化

業務内容や商品名、数量、単価、金額などを具体的に記載し、取引先が支払い内容を明確に理解できるようにします。

3. 企業ブランディングの反映

自社のロゴや企業カラーを取り入れ、ブランドイメージを統一します。

4. レイアウトの最適化

見やすく、情報が整理されたデザインを心がけます。重要な情報を目立つ位置に配置し、余白を適切に活用します。

5. 取引先ごとのカスタマイズ

取引先の要望や業界慣習に合わせて、項目や表示方法を調整します。

6. 自動計算機能の導入

小計、消費税、合計金額などの自動計算機能を組み込み、ミスを減らし効率化を図ります。

7. 多言語対応

海外取引がある場合は、多言語表示に対応できるようにします。

8. 電子化への対応

電子請求書の発行に対応できるフォーマットを準備します。

9. 関連書類との連携

見積書や納品書など、他の取引書類とのデータ連携を考慮したフォーマットにします。

10. セキュリティ対策

機密情報保護のため、適切なアクセス制限や暗号化機能を組み込みます。

これらのポイントを考慮しながら、自社の業務フローや取引先のニーズに合わせてカスタマイズすることで、効率的で効果的な請求書フォーマットを作成します。

【① 標準型】

特徴

  • 一般的な請求書フォーマット
  • 会社ロゴ、住所、連絡先情報を明確に表示
  • 商品明細と消費税の詳細表示

【② 簡易型】

特徴

  • 簡潔で見やすいフォーマット
  • 必要最低限の情報のみを表示
  • 小規模取引や少量取引に適した形式

【③ し尿専用など特定の業務に特化した型】

特徴

  • 特定業務(し尿収集など)に特化
  • 必要な詳細項目を含む
  • 業界特有の要件に対応

【④ 独自タイプ型】

特徴

完全にカスタマイズされたフォーマット
会社独自の項目やレイアウトを含む
ブランドイメージを強化

【⑤ 納品書と併用した型】

特徴

  • 納品書と請求書を一体化
  • 作業効率の向上
  • 一括での確認が可能

【⑥ 多言語に対応した型】

特徴

  • 国際取引に対応
  • 複数言語での表記
  • 海外顧客向けに最適化

EP3plusの請求書カスタマイズは、多様なニーズに対応する柔軟性を提供します。 お客様の業務効率化と満足度向上を目指し、最適な請求書フォーマットをお選びいただけます。

作業系拡張機能

2024.07.30

1.し尿汲取り機能

EP3plus は、し尿汲取り業務を効率化し、正確な情報管理と作業の最適化を実現する
システムです。

【し尿マスター登録】

まず、し尿マスター登録機能についてです。この機能では、し尿便槽の設置先に関す
る基本情報を登録します。

基本情報:し尿便槽の設置住所、使用者名、便槽容量、汲取会社などの基本情報を
登録します。
送付先情報:し尿便槽の所有者情報を登録します。
汲取点検:定期的に実施される汲取り作業予定を登録します。
請求情報:商品の請求先変更や作業単価情報を登録します。

【一括汲取予定登録】

次に、一括汲取予定登録機能をご紹介します。この機能では、し尿汲取りマスターに
基づいて、当該月の汲取予定を一括で登録することができます。

特徴

汲取予定カレンダーから簡単に予定日を確認できます。
予定年月で絞り込み、一括登録を行います。
この機能により、月次の汲取り予定を迅速かつ効率的に設定できます。

【個別汲取予定登録】

続いて、個別汲取予定登録機能です。臨時汲取や新規設置先に対して個別に汲取予定
を登録することができます。

汲取予定カレンダーから予定日を確認できます。
新規・変更登録を選択し、検索ワードで対象顧客を検索します。
予定日や作業情報(受付日、作業依頼元、汲取会社、担当者、車両、作業時刻、
所要時間、電話確認、顧客確認など)を登録します。
これにより、臨時の対応もスムーズに行うことができます。

【汲取作業結果登録】

汲取作業結果登録機能では、現場で処理する汲取結果を事務所側から入力することが
できます。

登録内容

作業実施日、処分先、汲取会社名、担当者名、汲取作業部位、引抜き量、汚泥量、使
用車両、汲取汚泥量、搬出汚泥量、漲水種別、汲取点検結果、特記事項、水質検査年
月日などを登録します。
この機能により、現場での作業結果を迅速かつ正確に管理することができます。

【汲取実績一覧表】

汲取実績一覧表機能では、汲取作業の実績を表示し、汲取日や汲取員、汲取内容など
の情報を確認することができます。

操作方法

担当者、車種、号車、抽出年月で絞り込み、出力結果を表示します。
これにより、過去の作業実績を簡単に追跡し、分析することができます。

【汲取予定カレンダー】

最後に、汲取予定カレンダー機能です。この機能では、浄化槽の汲取予定をカレンダ
ー形式で表示し、視覚的に把握することができます。

特徴

表示月や担当者ごとの表示も選択できます。
この機能を使えば、汲取予定を一目で確認でき、計画を立てやすくなります。

まとめ

EP3plus システムのし尿汲取り業務機能を活用することで、計画・実行・結果の管理
を効率化し、正確な情報管理と作業の最適化を実現することができます。ご質問や詳
細な説明が必要な場合は、どうぞお気軽にお知らせください。

2.大型浄化槽点検機能

【点検項目の設定】

概要

HHC の浄化槽維持管理システム「EP3plus」では、大型浄化槽の点検項目を詳細に設定
することができます。設置先の特性や必要に応じて、カスタマイズされた点検項目を
設定し、適切な維持管理を実現します。

主な機能

基本的な点検項目: 電気設備、制御設備、ポンプ、洗浄・浄化設備などの状態を詳細
に記録。
設置先特性の考慮: 工場、病院、飲食店など、設置先の特性に応じて追加の点検項目
を設定可能。

【点検項目フォーマットの設計】

概要

固定フォーマット以外の大型浄化槽点検用紙や他業務の点検表紙を作成・管理するこ
とができます。これにより、柔軟かつ効率的な点検業務をサポートします。

主な機能

カスタムフォーマットの設計: 各設置先に合わせたフォーマットを作成可能。
点検項目の追加・削除: 必要に応じて点検項目のカスタマイズが容易に行える。

【点検結果の登録】

概要

点検結果をシステムに登録し、点検記録票に反映させることができます。これによ
り、点検結果の管理と報告が効率的に行えます。

主な機能

詳細な結果入力: 各点検項目に対して詳細な結果を入力。
異常箇所の報告: 異常が発見された場合、その箇所と対応策を記録・報告。
清掃・修理の必要性: 点検結果に基づいて、清掃や修理の必要性を判断し、管理者に
報告。

【点検記録票の印刷】

概要

点検結果を基にした点検記録票を印刷することができます。これにより、紙ベースの
記録保持が必要な場合でも対応可能です。

主な機能

記録票のカスタマイズ: 必要に応じて記録票の内容をカスタマイズして印刷。
報告用記録票: 点検結果を基にした詳細な報告用記録票を作成。

具体的な操作手順

1. 点検項目の設定

システムの「点検項目管理」から新規点検項目を追加します。
各設置先の特性に応じた項目を設定し、保存します。

2. 点検項目フォーマットの設計

「フォーマット設計」機能を利用して、カスタムフォーマットを作成します。
必要な点検項目を選択し、フォーマットを設計します。

3. 点検結果の登録

点検実施後、「点検結果登録」画面から結果を入力します。
各点検項目に対して詳細な結果を記録し、必要に応じて異常箇所を報告します。

4. 点検記録票の印刷

記録票の印刷画面から、必要なフォーマットを選択し、印刷します。
記録票を管理者に提出し、報告を完了します。

3.お知らせ発行機能概要

浄化槽維持管理システム「EP3plus」には、現場でさまざまな連絡文章を作成・発行で
きる「お知らせ発行機能」が備わっています。
この機能は、作業現場で迅速に必要な書類を発行し、さらに発行した書類の日付や内
容を記録・管理することで、効率的な業務運営をサポートします。

【機能の概要】

通知文の作成

行政からの通達文章(例:法定検査受検のお知らせ、定期清掃のお進め)

清掃関連の通知(例:清掃予定日の告知文、清掃作業に伴う作業場所確保のお願い)

請求関連の通知(例:未払い金の督促状、自動引落結果のお知らせ)

その他、導入先の企業に応じた自由なフォーマットでの通知文作成が可能。

【通知文の発行】

現場でモバイルデバイスを使用して、ECOMaster を通じて通知文を発行。
印刷可能な形式で通知文を現場で直接プリントアウト。

【日付や内容の記録】

発行履歴の管理・分析

【発行した通知文の履歴の一元管理】

過去のお知らせ履歴を簡単に参照でき、顧客対応や業務の効率化に寄与。
行政からの通達業務の発行回数、履歴、行政地区ごとの集計に対応。
発行履歴には、発行日や内容が含まれており、再発行も容易に可能。
抽出ワードとお知らせ書式、浄化槽コード番号と抽出期間を選択し、お知らせ発行履
歴を CSV ファイルへ出力可能。

【運用手順】

通知文の種類と内容の選択

必要な通知文の種類(行政通達、清掃通知、請求通知など)と内容を選択。
現場での通知文の発行
モバイルデバイスを使用して、選択した通知文を ECOMaster により現場で発行・
印刷。

発行された文章の管理・分析

発行履歴をシステムで管理し、発行日時や内容を記録。
発行履歴を参照・分析し、必要に応じて再発行やデータ出力を行う。

機能説明のポイント

利便性:現場で迅速に通知文を作成・発行できるため、顧客対応がスムーズ。
管理能力:発行履歴を一元管理し、いつどのような通知文を発行したかを正確に
把握。

分析機能:発行履歴を分析することで、行政指示や顧客対応の効率化が図れる。
このお知らせ発行機能により、HHC の浄化槽維持管理システム「EP3plus」は、よ
り効率的で組織的な運用を実現し、顧客満足度の向上に貢献します。

4.記録票カスタマイズ

浄化槽維持管理システム「EP3plus」は、環境省と公益財団法人「日本環境整備教育セ
ンター」が平成 16 年に提言した小型合併処理浄化槽の点検記録票に準拠しています。
また都道府県ごとに制定された浄化槽維持管理記録票にも対応するよう記録票の開発
を進めています。
点検記録票のカスタマイズ機能は導入先が個別に作成した記録票をシステム導入後も
利用したいというご要望に対応したものです。

【カスタマイズの手順】

➀ 現状分析と要件定義

  • 現行の記録票内容と業務フローを詳細に確認。
  • 法的要件や地域固有の要件を理解し、必要な項目を洗い出します。

② 法的要件と地域要件の確認

  • 環境省が定める必須項目を確認。
  • 各都道府県の追加要件を確認し、フォーマットに反映します。

③ カスタマイズの設計

  • 企業独自の記録票の要件を収集し、カスタマイズ設計を行います。
  • 項目の順序や配置を最適化し、入力のしやすさを考慮します。

④ システム設定と開発

  • HHC と協力し、システム設定や必要な開発を行います。
  • 必要に応じて、ハンディターミナルやプリンターなどの機器を準備します。

⑤ 情報移行

  • 既存データを新システムに移行。
  • データの整合性を確認し、必要な修正を実施します。

⑥ テストと調整

  • テスト環境でシステムを試し、実際の業務フローに適合しているか確認。
  • 必要な調整を行い、問題点を解決します。

⑦ トレーニング

  • 従業員に対するシステム使用方法や新しい業務フローのトレーニングを実施。
  • ユーザーマニュアルを作成し、サポート体制を整備します。

⑧ 本番導入

  • 実際の業務でシステムの利用を開始。
  • 初期段階でのサポートを強化し、スムーズな移行を支援します。

⑨ フォローアップとサポート

  • 導入後も継続的にシステムの使用状況を確認し、必要に応じて調整やサポートを提供。
  • ユーザーフィードバックを収集し、システムの改善を行います。

【カスタマイズのポイント】

  • 法律要件の遵守: 環境省が定める必須項目を確実に含める。
  • 地域固有の要件対応: 各都道府県の追加要件を確認し、フォーマットに反映。
  • 業務効率化: タブレットやハンディターミナルの入力に適したレイアウトを設計。
  • データ連携と分析機能の設計: 他のシステム機能(請求、未収金管理など)との連携を考慮。
  • 柔軟性の確保: さまざまな浄化槽の種類や業務内容に対応できるフォーマットを設計。
  • 印刷機能の実装: 現場での A4 サイズ印刷に対応したレイアウトを設計。
  • データ出力と加工機能の追加: Excel などでの加工を考慮したデータ出力形式を設計。
  • セキュリティ対策の実装: アクセス権の設定方法を具体化し、データの暗号化や定期的なバックアップ機能を追加。

【カスタマイズサンプル】

会計システム連携機能

2024.07.30

1. 概要

浄化槽維持管理の効率を高めるために設計されたシステムであり、会計システムと連動することで、業務全体の効率化と正確性の向上を図ります。特に、会計システムとの連携により、売上情報や入金情報を自動的に取り込み、手動でのデータ入力を排除します。

2. 特徴

① 自動化されたデータ取り込み

EP3から売上情報や入金情報を自動的にCSVファイルとして出力し、会計システムに取り込むことで、手動入力を排除し、労力を削減します。

② エラー削減

手動入力によるミスを減らし、データの正確性が向上します。これにより、会計処理の効率が高まり、修正作業の時間も削減されます。

③ リアルタイムの状況把握

定期的なCSV連携により、会計システム上で最新の状況をタイムリーに確認できます。これにより、経営判断や資金管理が迅速かつ正確に行えます。

④ データの一元管理

EP3のデータベースからSQL機能を使って必要な情報を会計システムに連携でき、浄化槽維持管理業務と会計業務の統合が図れます。

⑤ 柔軟なデータ活用

EP3から抽出したデータをCSV形式で出力し、他の分析ツールなどでも活用できるため、多角的な業務分析や意思決定が可能です。

⑥ 大量データの一括処理

CSVファイルを使用して、大量のデータを一度に更新できます。これにより、月次や年次の会計処理などの大規模な作業も効率的に行えます。

⑦ 互換性の向上

直接的なAPI連携が難しい場合でも、CSVファイルを介してデータ共有が可能で、異なるシステム間でのデータ連携が実現します。

⑧ コスト削減

既存のソフトウェア(Excelやテキストエディタなど)を使用するため、追加コストをかけずに連携を実現できます。

3. EP3の会計システム連動機能でできること

① 売上結果の作成と送信

会計システムに売上データを作成し、一括で送信することで売上管理を効率化することができます。

② 入金結果の作成と送信

会計システム向けに入金データを作成し、一括で送信することで入金管理を効率化することができます。

③ データ抽出と変換

SQLを使って必要なデータを抽出し、CSV形式で出力することで、会計システムに適した形式に変換可能。

④ 定期的なデータ連携

日次、週次など定期的にデータを連携し、最新の情報を保持。

これらの機能により、EP3と会計システムの連携が実現し、業務の効率化と正確性の向上が期待できます​

点検記録票カスタマイズ機能

2024.07.29

HHCの浄化槽維持管理システム「EP3」は、環境省と公益財団法人「日本環境整備教育センター」が平成16年に提言した小型合併処理浄化槽の点検記録票に準拠しています。また都道府県ごとに制定された浄化槽維持管理記録票にも対応するよう記録票の開発を進めています。

点検記録票のカスタマイズ機能は導入先が個別に作成した記録票をシステム導入後も利用したいというご要望に対応したものです。

1. カスタマイズの手順

① 現状分析と要件定義

  • 現行の記録票内容と業務フローを詳細に確認。
  • 法的要件や地域固有の要件を理解し、必要な項目を洗い出します。

② 法的要件と地域要件の確認

  • 環境省が定める必須項目を確認。
  • 各都道府県の追加要件を確認し、フォーマットに反映します。

③ カスタマイズの設計

  • 企業独自の記録票の要件を収集し、カスタマイズ設計を行います。
  • 項目の順序や配置を最適化し、入力のしやすさを考慮します。

④ システム設定と開発

  • HHCと協力し、システム設定や必要な開発を行います。
  • 必要に応じて、ハンディターミナルやプリンターなどの機器を準備します。

⑤ 情報移行

  • 既存データを新システムに移行。
  • データの整合性を確認し、必要な修正を実施します。

⑥ テストと調整

  • テスト環境でシステムを試し、実際の業務フローに適合しているか確認。
  • 必要な調整を行い、問題点を解決します。

⑦ トレーニング

  • 従業員に対するシステム使用方法や新しい業務フローのトレーニングを実施。
  • ユーザーマニュアルを作成し、サポート体制を整備します。

⑧ 本番導入

  • 実際の業務でシステムの利用を開始。
  • 初期段階でのサポートを強化し、スムーズな移行を支援します。

⑨ フォローアップとサポート

  • 導入後も継続的にシステムの使用状況を確認し、必要に応じて調整やサポートを提供。
  • ユーザーフィードバックを収集し、システムの改善を行います。

2. カスタマイズのポイント

  • 法律要件の遵守: 環境省が定める必須項目を確実に含める。
  • 地域固有の要件対応: 各都道府県の追加要件を確認し、フォーマットに反映。
  • 業務効率化: タブレットやハンディターミナルの入力に適したレイアウトを設計。
  • データ連携と分析機能の設計: 他のシステム機能(請求、未収金管理など)との連携を考慮。
  • 柔軟性の確保: さまざまな浄化槽の種類や業務内容に対応できるフォーマットを設計。
  • 印刷機能の実装: 現場でのA4サイズ印刷に対応したレイアウトを設計。
  • データ出力と加工機能の追加: Excelなどでの加工を考慮したデータ出力形式を設計。
  • セキュリティ対策の実装: アクセス権の設定方法を具体化し、データの暗号化や定期的なバックアップ機能を追加。

3. カスタマイズサンプル

請求書カスタマイズ

2024.07.29

現代のビジネス環境では、請求書のフォーマットや表示方法が企業のイメージや取引の円滑化に大きな影響を与えます。 EP3では、お客様の様々なご要望に応じて、以下のような多彩な請求書フォーマットのカスタマイズが可能です。これにより、各企業のニーズに合わせた請求書を提供し、効率的かつ効果的な業務運営をサポートします。

EP3請求書カスタマイズのポイント

1. 法的要件の遵守

インボイス制度に対応するため、適格請求書発行事業者の登録番号や税率ごとに区分した消費税額などの必須項目を含める必要があります。

2. 取引内容の明確化

業務内容や商品名、数量、単価、金額などを具体的に記載し、取引先が支払い内容を明確に理解できるようにします。

3. 企業ブランディングの反映

自社のロゴや企業カラーを取り入れ、ブランドイメージを統一します。

4. レイアウトの最適化

見やすく、情報が整理されたデザインを心がけます。重要な情報を目立つ位置に配置し、余白を適切に活用します。

5. 取引先ごとのカスタマイズ

取引先の要望や業界慣習に合わせて、項目や表示方法を調整します。

6. 自動計算機能の導入

小計、消費税、合計金額などの自動計算機能を組み込み、ミスを減らし効率化を図ります。

7. 多言語対応

海外取引がある場合は、多言語表示に対応できるようにします。

8. 電子化への対応

電子請求書の発行に対応できるフォーマットを準備します。

9. 関連書類との連携

見積書や納品書など、他の取引書類とのデータ連携を考慮したフォーマットにします。

10. セキュリティ対策

機密情報保護のため、適切なアクセス制限や暗号化機能を組み込みます。

これらのポイントを考慮しながら、自社の業務フローや取引先のニーズに合わせてカスタマイズすることで、効率的で効果的な請求書フォーマットを作成します。

➀標準型

特徴

  • 一般的な請求書フォーマット
  • 会社ロゴ、住所、連絡先情報を明確に表示
  • 商品明細と消費税の詳細表示

②簡易型

特徴

  • 簡潔で見やすいフォーマット
  • 必要最低限の情報のみを表示
  • 小規模取引や少量取引に適した形式

➂し尿専用など特定の業務に特化した型

特徴

  • 特定業務(し尿収集など)に特化
  • 必要な詳細項目を含む
  • 業界特有の要件に対応

④独自タイプ型

特徴

完全にカスタマイズされたフォーマット
会社独自の項目やレイアウトを含むブランドイメージを強化

⑤納品書と併用した型

特徴

  • 納品書と請求書を一体化
  • 作業効率の向上
  • 一括での確認が可能

⑥多言語に対応した型

特徴

  • 国際取引に対応
  • 複数言語での表記
  • 海外顧客向けに最適化

EP3の請求書カスタマイズは、多様なニーズに対応する柔軟性を提供します。
お客様の業務効率化と満足度向上を目指し、最適な請求書フォーマットをお選びいただけます。

EP3口座振替連携機能

2024.07.29

EP3の口座振替機能は、企業のエンドユーザーから定期的・継続的に代金を回収するためのサービスです。このサービスは、金融機関のアプリと連携し、請求処理から入金処理までを自動化します。以下は、この機能の詳細と業務フローです。

機能概要

銀行情報の登録

ユーザーの銀行情報を請求先マスターに登録します。

例:口座名義人、銀行名、支店名、口座番号など。

請求データの作成

振替手続きに必要な請求データをEP3システムで作成します。 データは引落日条件や銀行条件で一括作成できます。

① 請求先マスターの請求情報に銀行情報をセットする。

② 機能で一括作成:引落日を選択する

➂ 絞り込み:抽出引落日、抽出期間を入力
  抽出引落日、抽出期間対称先を絞り込み登録ボタンをクリックする

④ 確認画面が表示されるのでOKを選択する

請求データの送信

作成した請求データを金融機関やファイナンス会社のシステムに送信します。

① 機能で一括作成:引落日を選択する

② 絞り込み:抽出引落日、抽出期間を入力
  抽出引落日、抽出期間で対称先を振り込み登録ボタンをクリックする

➂ 確認画面が表示されるのでOKを選択

振替結果データの受信

金融機関からの振替結果データを受信し、システムに取り込みます。

➀ 絞り込み:まとめ銀行を選択する

② 確認画面が表示されるのでOKを選択

自動入金処理

振替結果データを元に、入金処理を自動化します。 振替結果の不備があれば、自動入金処理は行われません。

➀ 絞り込み:まとめ銀行をセットする

② 引落日、担当者、入金日をセットし登録ボタンを押す

➂ 確認画面が表示されるのでOKを選択する

業務フロー

① 準備(設定)

顧客情報と銀行情報を請求先マスターに登録します。

② 口座振替データ作成

一括作成機能を利用して、引落日や銀行条件で請求データを作成します。

③ 口座振替データ送信

作成した請求データをクラウドサーバーにアップロードし、金融機関のシステムに送信します。

⑤ 口座振替データ受信

金融機関から振替結果データを受信し、クラウドサーバーにセットします。

⑥ 自動入金処理

口座振替予定一覧表

口座振替情報と売掛残高情報から振込予定を確認し、必要に応じてキャンセルや変更が可能。

口座振替結果一覧表

振替結果を一覧表示し、支払い処理の有無やキャンセルの状況を管理。

通知書(口座振替)

引落処理の顧客に対し、請求情報の詳細を通知。

お知らせ発行管理

2024.07.28

HHCの浄化槽維持管理システム「EP3」のお知らせ発行機能概要

HHCの浄化槽維持管理システム「EP3」には、現場でさまざまな連絡文章を作成・発行できる「お知らせ発行機能」が備わっています。この機能は、作業現場で迅速に必要な書類を発行し、さらに発行した書類の日付や内容を記録・管理することで、効率的な業務運営をサポートします。

機能の概要

通知文の作成

行政からの通達文章(例:法定検査受検のお知らせ、定期清掃のお進め)

清掃関連の通知(例:清掃予定日の告知文、清掃作業に伴う作業場所確保のお願い)

請求関連の通知(例:未払い金の督促状、自動引落結果のお知らせ) その他、導入先の企業に応じた自由なフォーマットでの通知文作成が可能。

通知文の発行

いろんな連絡事項に使えるお知らせ機能

現場でモバイルデバイスを使用して、ECOMasterを通じて通知文を発行。 印刷可能な形式で通知文を現場で直接プリントアウト。

発行した通知文の渡した日付や内容を記録。

発行履歴の管理・分析

お知らせ発行履歴

お知らせ発行履歴は、システムが発行したお知らせ履歴を一元管理する。過去のお知らせ履歴を簡単に参照することができるため、顧客の問い合わせ対応や業務の効率化が可能。また、行政から指示されている通達業務の発行回数、履歴、行政地区ごとの集計などを円滑に対応できる。お知らせ履歴には、発行日や内容などの情報が含まれているため、必要に応じて再発行することもできる。

機能:請求先、浄化槽、し尿、一発顧客の出力が可能

①絞り込み 抽出ワードとお知らせ書式、浄化槽コード番号と抽出期間を選択し、確認ボタンをクリックする。

発行した通知文の履歴を一元管理。

発行した通知文の履歴を一元管理。

②確認結果の表示

③お知らせ発行履歴が作成され、CSVファイルへ出力できる

過去のお知らせ履歴を簡単に参照でき、顧客対応や業務の効率化に寄与。

行政からの通達業務の発行回数、履歴、行政地区ごとの集計に対応。

発行履歴には、発行日や内容が含まれており、再発行も容易に可能。 抽出ワードとお知らせ書式、浄化槽コード番号と抽出期間を選択し、お知らせ発行履歴をCSVファイルへ出力可能。

運用手順

通知文の種類と内容の選択

必要な通知文の種類(行政通達、清掃通知、請求通知など)と内容を選択。

現場での通知文の発行

モバイルデバイスを使用して、選択した通知文をECOMasterにより現場で発行・印刷。

発行された文章の管理・分析

発行履歴をシステムで管理し、発行日時や内容を記録。
発行履歴を参照・分析し、必要に応じて再発行やデータ出力を行う。

機能説明のポイント

利便性:現場で迅速に通知文を作成・発行できるため、顧客対応がスムーズ。

管理能力:発行履歴を一元管理し、いつどのような通知文を発行したかを正確に把握。

分析機能:発行履歴を分析することで、行政指示や顧客対応の効率化が図れる。

このお知らせ発行機能により、HHCの浄化槽維持管理システム「EP3」は、より効率的で組織的な運用を実現し、顧客満足度の向上に貢献します。

大型浄化槽点検機能

2024.07.28

1. 点検項目の設定

概要

HHCの浄化槽維持管理システム「EP3」では、大型浄化槽の点検項目を詳細に設定することができます。設置先の特性や必要に応じて、カスタマイズされた点検項目を設定し、適切な維持管理を実現します。

主な機能

基本的な点検項目: 電気設備、制御設備、ポンプ、洗浄・浄化設備などの状態を詳細に記録。 設置先特性の考慮: 工場、病院、飲食店など、設置先の特性に応じて追加の点検項目を設定可能。

2. 点検項目フォーマットの設計

概要

固定フォーマット以外の大型浄化槽点検用紙や他業務の点検表紙を作成・管理することができます。これにより、柔軟かつ効率的な点検業務をサポートします。

主な機能

カスタムフォーマットの設計: 各設置先に合わせたフォーマットを作成可能。 点検項目の追加・削除: 必要に応じて点検項目のカスタマイズが容易に行える。

3. 点検結果の登録

概要

点検結果をシステムに登録し、点検記録票に反映させることができます。これにより、点検結果の管理と報告が効率的に行えます。

主な機能

詳細な結果入力: 各点検項目に対して詳細な結果を入力。

異常箇所の報告: 異常が発見された場合、その箇所と対応策を記録・報告。 清掃・修理の必要性: 点検結果に基づいて、清掃や修理の必要性を判断し、管理者に報告。

4. 点検記録票の印刷

概要

点検結果を基にした点検記録票を印刷することができます。これにより、紙ベースの記録保持が必要な場合でも対応可能です。

主な機能

記録票のカスタマイズ: 必要に応じて記録票の内容をカスタマイズして印刷。 報告用記録票: 点検結果を基にした詳細な報告用記録票を作成。

具体的な操作手順

1. 点検項目の設定

システムの「点検項目管理」から新規点検項目を追加します。

2. 点検項目フォーマットの設計

「フォーマット設計」機能を利用して、カスタムフォーマットを作成します。 必要な点検項目を選択し、フォーマットを設計します。

3. 点検結果の登録

点検実施後、「点検結果登録」画面から結果を入力します。 各点検項目に対して詳細な結果を記録し、必要に応じて異常箇所を報告します。

4. 点検記録票の印刷

記録票の印刷画面から、必要なフォーマットを選択し、印刷します。 記録票を管理者に提出し、報告を完了します。

参考資料

  • 点検記録票(大型浄化槽)​(大型浄化槽点検記録票)
  • 点検項目管理画面​(hhcの浄化槽維持管理システム「EP3」の大型…)​

以上の機能と手順を活用することで、大型浄化槽の点検と維持管理を効果的かつ効率的に行うことが可能です。これにより、浄化槽の正常な稼働を維持し、環境保護と公共の安全に貢献します。

し尿汲取り機能

2024.07.25

浄化槽維持管理システム「EP3」におけるし尿汲取り業務の機能についてご紹介します。EP3は、し尿汲取り業務を効率化し、正確な情報管理と作業の最適化を実現するシステムです。

し尿マスター登録

まず、し尿マスター登録機能についてです。この機能では、し尿便槽の設置先に関する基本情報を登録します。

具体的には

基本情報:し尿便槽の設置住所、使用者名、便槽容量、汲取会社などの基本情報を登録します。

送付先情報:し尿便槽の所有者情報を登録します。

汲取点検:定期的に実施される汲取り作業予定を登録します。

請求情報:商品の請求先変更や作業単価情報を登録します。

このようにして、し尿便槽に関する情報を一元管理できます。

絞り込み

  1. 一括:新規登録を選択し、予定年月で絞り込みする。
  2. 登録ボタンをクリックし、確認ウィンドウでOKをクリックする。

一括汲取予定登録

次に、一括汲取予定登録機能をご紹介します。この機能では、し尿汲取りマスターに基づいて、当該月の汲取予定を一括で登録することができます。

特徴

汲取予定カレンダーから簡単に予定日を確認できます。
予定年月で絞り込み、一括登録を行います。 この機能により、月次の汲取り予定を迅速かつ効率的に設定できます。

個別汲取予定登録

続いて、個別汲取予定登録機能です。臨時汲取や新規設置先に対して個別に汲取予定を登録することができます。

具体的には

汲取予定カレンダーから予定日を確認できます。
新規・変更登録を選択し、検索ワードで対象顧客を検索します。
予定日や作業情報(受付日、作業依頼元、汲取会社、担当者、車両、作業時刻、所要時間、電話確認、顧客確認など)を登録します。 これにより、臨時の対応もスムーズに行うことができます。

個別汲取予定登録

臨時汲取や、新規の設置先に対して個別に汲取予定が登録できる。
登録された設置先は汲取予定カレンダーから予定日を確認することができる。

  1. 個別:新規・変更登録を選択、検索ワードで絞り込みを行い、対象の顧客を検索する。
  2. 予定日を選択し、作業に伴う様々な情報を登録する。
    受付日、作業依頼元、汲取会社、担当者、車両、作業時刻、所要時間、電話確認、顧客確認など。

汲取作業結果登録

汲取作業結果登録機能では、現場で処理する汲取結果を事務所側から入力することができます。

登録内容

作業実施日、処分先、汲取会社名、担当者名、汲取作業部位、引抜き量、汚泥量、使用車両、汲取汚泥量、搬出汚泥量、漲水種別、汲取点検結果、特記事項、水質検査年月日などを登録します。
この機能により、現場での作業結果を迅速かつ正確に管理することができます。

  1. 新規登録を選択し、検索ワードから対象の顧客を検索する。
  2. 汲取結果を入力し、登録ボタンをクリックする。
    作業実施日、処分先、汲取会社名、担当者名、汲取作業部位、引抜き量、汚泥量、使用車両、汲取汚泥量、搬出汚泥量、漲水種別、汲取点検結果、特記事項、水質検査年月日など。

汲取実績一覧表

汲取実績一覧表機能では、汲取作業の実績を表示し、汲取日や汲取員、汲取内容などの情報を確認することができます。

  1. 絞り込み:担当者、車種、号車、抽出年月を選択し、出力ボタンをクリックする。
  2. 出力結果の表示

操作方法

担当者、車種、号車、抽出年月で絞り込み、出力結果を表示します。 これにより、過去の作業実績を簡単に追跡し、分析することができます。

汲取予定カレンダー

最後に、汲取予定カレンダー機能です。この機能では、浄化槽の汲取予定をカレンダー形式で表示し、視覚的に把握することができます。

特徴

表示月や担当者ごとの表示も選択できます。 この機能を使えば、汲取予定を一目で確認でき、計画を立てやすくなります。

  1. 表示月や、担当者ごとの表示も選択できる。

まとめ

EP3システムのし尿汲取り業務機能を活用することで、計画・実行・結果の管理を効率化し、正確な情報管理と作業の最適化を実現することができます。ご質問や詳細な説明が必要な場合は、どうぞお気軽にお知らせください。

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