平成29年度における浄化槽の設置状況等の調査
環境省は、平成29年度における浄化槽の設置状況、法定検査受検状況等についての調査を取りまとめ公表した。
浄化槽の設置基数は、合併処理浄化槽が3,668,513基(前年度比73,485基増)、単独処理浄化槽が3,912,343基(前年度比81,805基減)であった。
浄化槽設置後の7条検査受検率は94.5%であったが、定期検査の11条検査受検率は41.8%と低い水準であり、引き続き受検率向上に向けた取り組みが必要としている。
単独処理浄化槽は、935,981基設置されており、設置から40年以上が経過しているため、老朽化による破損や漏水等が懸念され、合併処理浄化槽への転換を推進する必要がある。